10月19日(土)の永代経法会に田中秀法師にお話いただきました。
小さい子供の時には我欲丸出しの私なのに、大人になるにつれその我をうまく隠し装いさもありませんという振る舞いをして生きている。そんな人を「あの人はよくできた人だ」と世間の人は誉めます。
しかしその「できた人」とは、その名のとおり「できた人」であって、我欲をうまく見せないように隠すことができた人であって、中身の我欲は子供の時のままなんだ、そしてそれは誰のことなのか。「できた人」に憧れている私のことではなかったか。振り返ってみますと今日もまた「できた人」を演じている私でありました。
お話の後は、残った人と先生を交えての座談会(写真)。
「真宗にはどうしなさい、こうしなさいなどの方法論がないようですが、どうしたらいいのですか?」など質問が出され、先生との活発な対話の座談会となりました。
有難うございました。
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