女人講

 今日は朝から婦人会の役員会がありました。

こちらは昨日からの寒波襲来で、昨日は少し雪が積もりましたが、今朝は晴れて雪は解けてなくなりました。しかし寒い鈴鹿おろしの風が吹いています。そんな中役員の方々が集まり今年一年の行事運営等について話し合われました。

 欣念寺では婦人会とは言わず、昔からのよび方で、女人講とよんでいます。 報恩講前には仏具のお磨きをしたり、お餅をお供えしたり、各法要前には掃除やお花のお供えをしたり。また旅行にも行ったり。

 しかし今、段々と時代が変わり、この女人講の意味自体が問われている時期にさしかかってきたように感じます。

 女人講とはかつて、おそらく今よりも自由のなかった時代、地域の女性たちが、公然と仏前に集い、お参りし、そして女性同士それぞれの悩みや日頃の鬱憤を話合い、楽しく笑い合う、憩いの場であったと思います。

 今同じ地域にその子孫として住み、女人講として席を置いている。

 ずいぶんと時代は変わりその存在意義もまた変化しているのは否めません。しかし時代は変われども、女性だけの集いということには、今も変わらず意味があるように思います。今この集いにてできること。より有意義な集いになれたら。その思いをもとに皆さんとともに色々考えていけたらと思っています。