彼岸花の咲くころに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年も彼岸花が咲き始めました。毎年お彼岸の頃になると決まって咲いてくれます。まさにその花の由来でありましょう。

  しかしこの花、地方によって様々な呼び名があるようです。

 ちなみにこのあたりでは、古老の方は「したまがり」というようです。

なぜしたまがりか尋ねると、「食べると舌が曲がるから」だそうで、調べてみるとその根が猛毒だそうです。

 ついでに他の地方の呼び名を調べてみたら、「狐草」「幽霊草」

「死人花」などあまり嬉しくない名前で呼ばれているようです。

そのほかには、この花は、花が枯れてから葉が出てくることから、

「相思花」(花と葉が思い合っているという意味)と呼ぶらしいです。

 しかしどのように呼ばれようと、花は涼しい顔をして咲いています。

 

 彼岸花風に吹かれてちぎれ雲