三尊仏法会 於神戸別院  (10月5日のおはなし)








 


 昨日10月4日地元の神戸別院(かんべべついん)で、17年に一度の一光三尊仏の御開帳法会が勤修されました。

 写真はその三尊仏が当日朝神戸別院にご到着されたところです。

 供の者に担がれて別院本堂にお入りになるところです。

 ところで三尊仏とは、一つの後背(後光)に、中心に阿弥陀如来、両脇に観音菩薩と勢至菩薩の三体の仏像がお立ちになっている仏像です。

 伝承として親鸞聖人が信濃の善光寺より譲り受けられて直拝されていた仏像で、普段は栃木県の本寺専修寺に閉扉されて安置されていますが、江戸時代より17年に一度御開帳されて、全国の有縁の寺院に赴かれます。開帳期間は三年。今年が二年目で、来春栃木にお帰りになります。